運動プログラム

本プログラムは
①筋力トレーニング(スロートレーニング)
②有酸素トレーニング(インターバルウォーキング)
で構成されます。


① 筋力トレーニング

■ スロートレーニングとは

動作をゆっくり行うことで、
関節への負担を軽減しながら筋肉に十分な刺激を与える方法です。

✔ 3〜5秒で持ち上げる
✔ 3〜5秒で下ろす

※石井直方先生・谷本道哉先生らにより開発
(Tanimoto & Ishii, J Appl Physiol, 2006)


種目① レッグランジ

足を前後に開き、背すじを伸ばし、前の膝を曲げて上下。

【注意点】
・呼吸を止めない
・膝とつま先の方向を揃える
・膝がつま先より前に出ない

【レベル】
Level1:椅子ランジ
Level2:椅子バックランジ
Level3:補助なしフロントランジ
Level4:軽い重り(500mLペットボトル等)使用


種目② スクワット

肩幅に足を開き、背すじを伸ばして腰を下ろす。

【注意点】
・呼吸を止めない
・膝とつま先の方向を揃える
・膝がつま先より前に出ない
・足首が硬い場合は踵を少し上げる

【レベル】
Level1:膝タッチスクワット
Level2:椅子スクワット
Level3:補助なしスクワット


種目③ シットアップ(腹筋)

仰向けで膝を曲げ、上体を起こして戻す。

【注意点】
・呼吸を止めない
・背中を丸めない
・腹圧を入れて腰を安定

【レベル】
Level1:ニータッチ
Level2:ニータッチツイスト
Level3:ロシアンツイスト
番外編:レッグレイズ


種目④ プッシュアップ(腕立て伏せ)

体を一直線に保ち、胸をゆっくり下ろして押し上げる。

【注意点】
・呼吸を止めない
・手首・肘の位置を調整
・体を一直線に保つ
・肘が開きすぎない

【レベル】
Level1:壁立て伏せ
Level2:膝立て伏せ
Level3:通常の腕立て伏せ


筋力トレーニングの取り組み方

✔ 週3日以上(隔日が望ましい)
✔ 各種目 5〜10回 × 1〜3セット
✔ セット間 30秒〜1分休憩

※ジム利用者は通常メニューに追加してください。


② 有酸素トレーニング

■ インターバルウォーキングとは

速歩とゆっくり歩きを交互に行う方法。
心肺機能・持久力向上、生活習慣病予防に有効。

※能瀬博先生らにより開発
(Nemoto et al, Mayo Clin Proc, 2007)

基本:
速歩とゆっくり歩きを2〜3分ずつ交互に
3〜5セット


レベル別プログラム

Level1(導入期)

速歩2分+ゆっくり2分
3〜5セット/週3〜5回
RPE11〜12(会話可能)
40〜50%HRR/65〜70%HRmax


Level2(初級)

速歩3分+ゆっくり3分
3〜5セット/週3〜4回
RPE12〜13(ややきつい)
50〜60%HRR/70〜75%HRmax


Level3(中級)

速歩3分(ペース向上)+ゆっくり3分
3〜5セット/週4回
RPE13〜14(会話困難)
60〜70%HRR/75〜80%HRmax


Level4(上級)

速歩3分+ゆっくり1分
3〜5セット/週4〜5回
RPE14〜15(かなりきつい)
70〜80%HRR/80〜85%HRmax


心拍数の計算方法

■ 推定最大心拍数(高齢者向け)
HRmax = 207 − 0.7 × 年齢

■ 心拍予備量
HRR = HRmax − 安静時心拍数

■ 目標心拍数
目標心拍数 = 安静時心拍数 + HRR × 目標強度